高ビリルビン血症

先日の新生児感染症に続き、今度は高ビリルビン血症の診断が。
新生児は血液中のビリルビンという物質が多くなるのですが、それが異常に高くなった状態(12mg/dl以上)だそうです。

ビリルビンが増えるしくみ

ビリルビンが増えるしくみは以下のとおりです。

  1. 胎児は効率よく酸素や二酸化炭素を運ぶために、血液中の赤血球の数が多い
  2. 出生後、呼吸を始めると余分な赤血球は徐々に分解される
  3. このときにビリルビンが生成されますが、肝臓がビリルビンを効率的に処理できず、値が高くなる

治療中です

今は点滴に加えて、光線治療を行っています。
保育器の中に入り、目隠しをした状態でブルーライトを照射する治療法です。
これでほとんど良くなるとのこと。
今は見守るしかないです。

さらに2日くらいは新生児室からでられないようです。